大月 隆寛(著)
四六判 248ページ 上製
定価 2,400円+税
ISBN978-4-7872-3051-5 C0039
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1992年05月 書店発売日 1992年05月25日 登録日 2010年02月18日
存在しえない「都市民俗学」から「常民」の呪縛まで、不幸な延命をつづける民俗学の病のさまをていねいにほぐし、つづり、かたちにして、身についた言葉からふたたび出発するための荒療治。新鋭の民俗学者による論考。──こんな学問に誰がした?!
1民俗学という不幸 1 「学者ごっこ」の楽しいゆりかご 2 構造的不幸の諸要因 3 この国の「現在」と切り結ぶために2「都市」とフォークロア 1 フォークロアをめぐる新たな視線 2 「都市」という場所へ 3 都市伝説を見つめるまなざし「都市民俗学」という神話 1 いったい何が問題だったのか 2 「都市民俗学」というもの言いの成立と展開 3 「都市」か「変化」か 4 「都市民俗学」論の抱えていた可能性のために3常民・民俗・伝承 1 腫瘍、あるいはこの国の民俗学における「概念」の自明性について 2 隠されてきたシャム双生児──「民俗」と「常民」の癒着の構造 3 態度としての民俗学の方へ4「カッコいい」のある風景──民俗学とその周辺にとっての一九八〇年代 1 死にゆくものがやるべきこと 2 「ニューアカデミズム」の不思議 3 「ニュー」の構造 4 そして、民俗学のかぶった大波についてあとがき初出一覧
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