セクソロジー異聞 　

下川 耿史（著）

四六判 　200ページ　上製
定価　2,000円＋税
ISBN978-4-7872-3058-4　C0036
品切れ・重版未定

奥付の初版発行年月　1992年11月
書店発売日　1992年11月30日
登録日　2010年02月18日

紹介

稚児灌頂、女装マニア、獣皮フェチ、陰部切り、屍姦、サディズムの彼方……。土着的な性愛の態様や、秘戯の変異、性犯罪者たちの蠕動する欲望をえぐり出す渾身の性愛奇譚。性はフェティシズムに始まりフェティシズムに終わる──。

目次

序章　女装私論　彼岸の人々　高野山　稚児灌頂第１章　フェティシズム考　陰毛憧憬　脚・足・肢　靴・下駄・ブーツ　髪は男の命　ネジも女性器　死臭喝仰　ある獣皮フェチの話第２章　死・死体・サディズム　陰部切り　生首愛好　屍姦の快楽　サディズムの彼方　首絞めと女性器第３章　マニア奇談　ラビアリングの人々　老女願望　女装マニア・六十歳の願望　ＳＭは隆盛かあとがき

著者プロフィル

下川　耿史（シモカワ コウシ）

1942年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。著書『男性から見た昭和性相史』全４巻（第三書館）、『死体の文化史』『殺人評論』（共に青弓社）、『びっくり人間大集合』『青春、ブラインドサイド』（共に双葉社）、『ザ・コレクター』（秀英書房）、『Off Artists──Ｂ級泥棒紳士録』（二十一世紀書院）ほか。

関連リンク

青弓社

上記内容は本書刊行時のものです。