中田耕治コレクション　5

鞭打ちの文化史 　

中田 耕治（著）

四六判 　216ページ　上製
定価　2,000円＋税
ISBN978-4-7872-3089-8　C0336
品切れ・重版未定

奥付の初版発行年月　1994年09月
書店発売日　1994年09月30日
登録日　2010年02月18日

紹介

宗教上の懲罰として、性愛技術として、刑罰あるいは拷問としての鞭打ち──古代からルネサンス、近代、そして現代にいたるまで、碩学が多分野にわたる周到な考察と該博な知識を縦横に駆使し、迫力のある文体でたどる異色の文化史。

目次

ＳＭというアルティフィスタタールのくびきを逃れてマゾヒズムというマトリックス処罰の受容ウェヌス讃歌ヴァリア・セクスアリス蛮族の眸（ルビ：め）の下に光と闇のはざま神聖なる無（ルビ：ネアン）ルネサンスにむかってエピローグ解説──澤名恭一郎

著者プロフィル

中田　耕治（ナカダ コウジ）

1928年、東京生まれ。明治大学卒業。作家、評論家。著書『マリリン・モンロー論考』『ルネサンスの肖像』『異端作家のアラベスク』『エロス幻論』（ともに青弓社）、『ルクレツィア・ボルジア』『メディチ家の人びと』『おお季節よ城よ』ほか多数。翻訳家としても知られ、アイラ・レヴィン『死の接吻』ほか多数。

関連リンク

青弓社

上記内容は本書刊行時のものです。