ダニエル・ジェルールド(著) / 金澤 智(訳)
A5判 372ページ 上製
定価 3,600円+税
ISBN978-4-7872-3138-3 C0036
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1997年06月 書店発売日 1997年06月01日 登録日 2010年02月18日
フランス革命が生んだ血にまみれた処刑装置、ギロチン──。誕生から1977年の廃止までの歴史と、ギロチンに恐怖しながらも魅了された作家・芸術家たちの足跡をたどり、大衆表現に強烈なインパクトを与えた文化的側面を多角的に照射する。
序章
1 ギロチンの発明
2 フランス革命期のギロチンと死刑
3 ギロチン狂い
4 しゃべる頭と歩く胴体
5 伝統の盛衰
6 博物館、お祭り広場、収集家のギロチン
7 ヴィクトル・ユゴー、エクトル・ベルリオーズと死刑囚
8 ギロチンに魅せられた殺人芸術家
9 ギロチン諷刺劇
10 ゲオルグ・ビュヒナーとアントワーヌ・ヴィールツのギロチン・ロマン主義
11 死の物語──アーヴィング、デュマ、ジャナン、シュー
12 文学者たちの証言
13 ドストエフスキーの『白痴』
14 フランス革命の小説
15 火あぶりになったギロチン──ヴェリエ・ド・リラダンのギロチン・ノスタルジア
16 キャバレー、グランギニョール、ブロードウェー
17 アナーキスト対ギロチン
18 『ファントマ』と悪の勝利
19 サイレント映画におけるギロチン
20 格言家、詩人、劇作家
21 ナチのギロチン
22 ギロチン、新世界へ行く
23 死刑廃止運動──実存主義者と映画作家
24 神出鬼没のギロチン
25 フランス革命とギロチンをめぐる最近の戯曲と映画
26 言葉とイメージを結ぶギロチン終章──辞世の言葉、末期の振る舞い
訳注
訳者解説
参考文献
索引
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