出口 顯(著)
四六判 272ページ 上製
定価 3,000円+税
ISBN978-4-7872-3222-9 C0039
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2003年10月 書店発売日 2003年10月17日 登録日 2010年02月18日
いまなお現代思想に影響を与えつづけるレヴィ=ストロースの思想=構造主義は、正当に継承されているのか。神話分析、インセスト理論を読みなおし、生命倫理など現代的な問題にその思想を援用しながら、レヴィ=ストロースの新たな理解の地平を提示する論考集。
第1部 レヴィ=ストロース斜め読み 第1章 誤解されるレヴィ=ストロース──適正な距離、力強い空虚、他者 第2章 名前と人格の系譜学──マルセル・モース再読 第3章 見出された潜在的神話と構造主義──神話としての「昔からのしきたり」 第4章 インセストとしての婚姻 第5章 贈与論と妖術解釈──構造倫理学の試み 1 贈与論 2 アザンデの妖術第2部 レヴィ=ストロースの掌で 第6章 ポケットの外に野生はあるか──ヒーローとモンスターをめぐる私小説的エッセイ 第7章 皮膚感覚と声を与えること──書くことと読むことをめぐって 第8章 余白のフィロソフィー──マンダリ神話の分析 第9章 生命操作と文化に関する二つのエッセイ 1 スキップ・ターン・リセット──生殖医療がつくりだす時間と純血性・同種性へのこだわり 2 双子の不可能性 第10章 結──第1、4、5、9章への追記あとがき初出一覧
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