四六判 426ページ 上製
定価 3,000円+税
ISBN978-4-7872-3236-6 C0036
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2004年08月 書店発売日 2004年08月20日 登録日 2010年02月18日
不変なものとして認識されがちだが、じつは歴史や社会、文化、伝統の影響を受けて、身体の深層で絶えず更新されつづける感覚。転換期の近代に剥き出しになった感覚変容の様相を、「近代医療」「身体美」「視覚」「身体化」「こころ」の5つの座標でとらえる。
はじめに 栗山茂久/北澤一利第1部 苦痛の伝統と近代医療第1章 戦前期東京における病気と身体経験──「滝野川区健康調査」(昭和十三年)を手がかりに 鈴木晃仁 1 生理的身体・身体観・身体経験 2 民間療法と信仰療法 3 買薬 4 病気の閾値 5 まとめにかえて第2章 冷え性の発見 白杉悦雄 1 一九五六年 2 病気のなかの日陰者 3 冷え性の西洋医学的研究事始め 4 医学の新しい考え方 5 木下杢太郎のエピソード 6 女性の血の道 7 冷え性・冷え症・冷え 8 冷え性の現在 9 おわりに──冷え性の身体感覚第3章 頭痛の誕生と腹痛の変容 酒井シヅ 1 五臓六腑説の身体観から西洋医学へ 2 首・頭・脳 3 心と腹 4 頭痛・腹痛にみる身体感覚 5 売薬と病名の変化 6 むすび第2部 身体の美をきそう論理第4章 「黄色人種」という運命の超克──近代日本エリート層の
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