青弓社ライブラリー 38
三島 亜紀子(著)
四六判 216ページ 並製
定価 1,600円+税
ISBN978-4-7872-3245-8 C0336
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2005年06月 書店発売日 2005年06月17日 登録日 2010年02月18日
「児童虐待は世代間で繰り返される」「動物虐待は少年犯罪の兆候」などの言説群を導きの糸として児童虐待と動物虐待の歴史的背景をさぐり、虐待防止をめざす社会政策が専門家のリスクコントロールを称揚し、その結果人々の〈自由〉に介入している現状を読む。
はじめに
第1章 虐待とは何か
1 児童虐待の昔と今
2 児童虐待を問題化する波
3 児童虐待を問題化する人々と、彼らを問題とする人々
第2章 虐待にさかのぼる
1 暴力につながるもの
2 大人の責任
3 動物虐待からのリンク
第3章 苦痛のスクリーニング
1 ピエール・リヴィエールの動物虐待
2 犬のおまわりさん
3 ファースト・ストライク・キャンペーン
第4章 虐待は家族を変える
1 近代家族と児童虐待
2 母性を神話とする作業
3 変化するヴァージニア・ウルフ
終章 苦痛の除去と専門家
おわりに
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