佐藤 裕(著)
四六判 230ページ 並製
定価 2,400円+税
ISBN978-4-7872-3561-9 C0036
書店発売予定日 2025年05月26日 登録日 2025年04月17日
教育での「問う力」、ビジネスでの「質問力」や「聞き方」など、問いは様々なシーンで重要視されています。私たちは会話や文章、プレゼンなどで日常的に多くの問いを立てて質問し、問いにうまく答えようとすることでコミュニケーションを成り立たせています。
「いつ東京に来たの?」「食後にコーヒーを飲むのはなぜ?」という日常会話、「あのプロジェクトはうまくいったの?」「売り上げが落ちたのはなぜ?」という仕事のやりとり、「国会はこの法律を成立させるか否か」という社会的な問い――。
本書では、実体験から問いの立て方を紹介するのではなく、「問いの理論」に基づいて「そもそも問いとは何か」をひもとき、多様な問いの分類整理からそれぞれの技術の説明、そして人工知能と問いというアクチュアルな問題までを射程に収めて解説します。
高校生や大学生が「いい問い」を立てるヒントが詰まっているのはもちろん、社会人のリスキリング(学び直し)としても役立つユニークな問いの教科書です。
【目次】
第1部 問いを理解する
第1章 問いは答えの選択である
第2章 暗黙の問いを見つけ出す
第3章 問いの焦点をはっきりさせる
第4章 事実と評価を区別する
第5章 事実と意見・主張を区別する
第6章 根拠と理由を区別する
第7章 原因と理由を区別する
第8章「問いの世界」の全体像
第2部 問いを立てる
第9章 問いを学ぶ
第10章 問いに気づく
第11章 二次的な問いを立てる
第12章 漠然とした問いを明晰化する
第3部 質問をする
第13章 質問について考えるための準備
第14章 正解がある質問――社会的な答えについての質問
第15章 正解を作るための質問――主張や意見についての質問
第16章 心を問う質問――理由についての質問
補 章 人工知能と問い――生成AIとは何か
162-0801 東京都新宿区山吹町337
電話:03-3268-0381
ファクス:03-3268-0382
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