鈴木 理栄(著)
四六判 220ページ 並製
定価 2,400円+税
ISBN978-4-7872-3565-7 C0036
書店発売予定日 2025年07月25日 登録日 2025年06月16日
病気などで「患者」になると、治療後にはリハビリを受けることがある。それにもかかわらず、リハビリとは何か、リハビリで何をするのか、リハビリ後はどのようにして社会復帰していくのかを知る機会や情報は非常に少ない。
本書は、脊髄腫瘍をわずらい、1カ月以上の入院・手術と5カ月のリハビリテーション病院での生活、その後、5年以上「リハビリがある日常」を過ごす著者が、自身の体験を語りながら、リハビリのリアルな現場を紹介する。
手探りの病院探しから入院、リハビリテーション病院での訓練の実際、理学療法士や作業療法士などとの関係の作り方、リハビリ難民という壁、医療制度や保険制度の活用方法、社会生活での困難など、体験しているからこそ書けるリハビリ生活の細部を丁寧にまとめる。
理学療法士などへのインタビューや家族への聞き書きも収めて、リハビリの大切さや病気との向き合い方を描く、ありそうでなかったリハビリ生活の入門書。
【目次】
はじめに
第1章 医師の探し方、患者マインドの形成
コラム1 ベッド周りの快適さは入院の満足につながる
第2章 リハビリとは何か――リハビリを受けるということ
第3章 続・リハビリとは何か――退院するということ
第4章 リハビリを続けることと障害者を取り巻く社会的な問題
コラム2 回復期リハビリテーション病院のスタッフの職種は多い
第5章 リハビリは身近なものになりつつある
付録 家族も襲った病気とリハビリ
おわりに
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