青弓社編集部(編)
A5判 232ページ 並製
定価 2,000円+税
ISBN978-4-7872-7250-8 C0372
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2008年09月 書店発売日 2008年09月25日 登録日 2010年02月18日
私たちは何らかのかたちで日々写真に接している。一体、2000年代に写真は社会にどのように存在していくのか。展示・美術館・作家/作品・写真集・ケータイ・デジタルなどの視点から、日常にあふれる写真の最前線を描き出す渾身の第2巻。連載も充実!
はじめに 青弓社編集部
第1章 写真とその背景の現在
写真と展示の現在――二つのメディアの時間と場所 光田由里
美術館と写真の現在 増田 玲
アーカイブと写真の現在――二つのアーカイブから浮かび上がること 中村史子
第2章 写真とその表現の現在
ニューヨークで見る、日本の写真の現在――Heavy Light:Recent Photography and Video from Japan 小林美香
写真集の現在――写真集の物語を読む 戸田昌子
このすばらしい視えない世界 杉田 敦
彼女のワンピース――被爆資料と写真の現在 倉石信乃
第3章 写真とその技術の現在
普及するデジタル写真技術がもたらすものについて 喜多千草
ケータイ写真の現在――遍在する「私的フレーム」 小池隆太
デジタルが指し示すもの――デジタル写真試論 前川 修
連載
ジオラマ化する世界2 長谷正人
写真展評2 金子隆一
一九二〇―三〇年代の日本の写真雑誌2 伊勢功治
逸脱写真論2 清水 穣
視覚文化論の可能性を問う2 犬伏雅一
映画にとって写真とは何か2 堀 潤之
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