真魚 八重子(著)
四六判 240ページ 並製
定価 2,000円+税
ISBN978-4-7872-7484-7 C0074
書店発売予定日 2026年04月30日 登録日 2026年03月19日
「見てみなければ何もわからないし、始まらない」――。
映画をより深く味わえるようになる知識や情報を交えながら、話題作からマイナーな作品までの魅力を描き出す。
暗闇に明滅するスクリーンに映し出されるアート映画の美学、ポルノ映画やヤクザ映画がもつ引力、ホラー映画の誘惑、ドラッグと俳優、女性の躍動を、自身の経験を織り込みながら軽妙な筆致でつづる。
「夜リラタイム」(樹の恵本舗)での連載「映画でくつろぐ夜。」から記事を厳選して加筆・修正。自身と映画との関わりを描く8,000字を超える論考のほか、書き下ろし30,000字を加えた映画評論。配信で見ることができるオススメ映画を100本以上紹介するガイドも充実。
まえがき
第1章 ホラーな映画
思い込みの孤独と、本当の孤独――『私、オルガ・ヘプナロヴァー』
事件と本と映画
ヒッチコックがモデルにした事件
イランの娼婦を狙った実在の連続殺人鬼――『聖地には蜘蛛が巣を張る』
どれがいちばん怖い?――映画とテレビと本のデッドヒートJホラー!
女性も好きなホラー映画
韓国の宗教を扱った映画
吸血鬼幻想――古今東西のヴァンパイア映画
真実の記憶、嘘の記憶
黒沢清――見えないことと竹を割ったような理由
第2章 アートな映画
ルビーの靴のかかとを三度鳴らして
『オズの魔法使』にオマージュを捧げた意外な映画
マルホランド・ドライブからサンセット大通りへ抜けて
映画監督が俳優をしている映画
少年少女たちが道を踏み外すときの瞳
映画監督とカメラマンの関係
ファスビンダー、愛の搾取のメロドラマ
多面体の作家フランソワ・オゾン監督――『私がやりました』
殺伐としたニューヨークを舞台にした映画
ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズ
クロード・シャブロルのいやな映画――ヌーベルバーグは苦い味
化学物質過敏症の恐怖――『SAFE』
第3章 男くさい映画
現代のアメリカ版任侠映画、そして任侠映画はBLになる
西部で男が二人で生きていくということ
ヘンになったお父さんが地面を掘り始める映画
エドワード・ヤンのミソジニーとホモソーシャル性
オススメの韓国映画いろいろ――主にソル・ギョングとイ・ソンギュンとキム・ミンス
違う道へいく仲間たち
悪趣味と、命がけの訴えと
女性が見る東映ヤクザ・アクション映画
第4章 フェミニズムの映画
作家の映画、または酒のお話
狡猾でだらしない夫に翻弄される女性作家の映画
消し去られる女性映画人たち
女性の様々な欲望の、些細な違いについて
不倫は、許せますか?――『それでも私は生きていく』
共同体がはらむ問題――『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
女性コメディアンの映画はやっぱり楽しい!
女性の意思を尊重するということ
女性を積極的に起用するブラムハウスのホラー映画
女性監督が描く中絶問題
男女の友情を描いた映画は辛辣だった
男性も女性も生きづらい世の中で
女性監督はなぜ過激な表現をするのか
第5章 映画史のエッセー
オードリー・ヘプバーンの秘密の恋と悲しみについて
ヘプバーンとあるヌードモデルの死
イヴ・サン=ローランをめぐる三本の映画
アンディ・ウォーホルを演じた俳優たち
アガサ・クリスティの失踪事件を描いた映画
ハイスミスに恋してしまう映画――『パトリシア・ハイスミスに恋して』
ナン・ゴールディンの時代――『美と殺戮のすべて』
俳優が監督した映画
フランスの団地映画が意味するもの
歴史修正主義とサブカルチャー書店発売日
田原俊彦論書店発売日
国道16号線スタディーズ書店発売日162-0801 東京都新宿区山吹町337
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