異端的神秘主義序説 　

山下 武（著）

四六判 　232ページ　
定価　2,000円＋税
ISBN978-4-7872-9060-1　C0095
品切れ・重版未定

奥付の初版発行年月　1992年02月
書店発売日　1992年02月15日
登録日　2010年02月18日

紹介

地底の胎動、天上の歌声。一条の光も射さぬ聖なる闇を知のきらめきで照らし、峻厳にして高貴な異端的象徴をかざす黒い文学の系譜。神秘的幻想と被造物感情 とでいっさいの矛盾を超出する異端者たちの宣揚を軸に象る「不確定原理」の渦状星雲。

解説

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著者プロフィル

山下　武（ヤマシタ タケシ）

1926年、東京生まれ。法政大学文学部卒業。椎名麟三に師事し、現在、芝浦工業大学で「文章論」の講座をもちながら、作家活動。著書『異象の夜に』『書物万華鏡』『青春読書日記』『父・柳家金語樓』『日本文章史論』『古書礼賛』『忘れられた作家・忘れられた本』『古書縦横』『古書発掘』『古書のある風景』『探偵小説の饗宴』『幻の作家たち』『古書の誘惑』。

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上記内容は本書刊行時のものです。