ブルー・ボウ・シリーズ

死体のささやき 　

サム・S・テイラー（著） /　中田 耕治（編訳）

四六判 　232ページ　上製
定価　2,000円＋税
ISBN978-4-7872-9081-6　C0397
品切れ・重版未定

奥付の初版発行年月　1993年07月
書店発売日　1993年07月30日
登録日　2010年02月18日

紹介

日常の陥穽、非日常の逆襲。殺人──誰にも、その場にいあわす可能性がある。犯人として、あるいは死体として──。ふだんの生活と隣り合わせの非日常が語りかけてくるミステリー・アンソロジー全8編。すぐそこにそれはある。

解説

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目次

テラスからの眺め　マイク・マーマー［森 茂里訳］女、女、また女　Ｃ・Ｂ・ギルフォード［下園淳子訳］住宅問題　ヘンリー・カットナー［飛田妙子訳］ショトル・ボップ　シアドー・スタージョン［籠味 縁訳］消えたアメリカ人　チャールズ・ボーモント［神野志季三江訳］真夜中の訪問者　フィッツジェイムズ・オブライエン［大橋知枝訳］かばんの中身をたしかめろ　ハル・エルスン［糟谷泰子訳］ボーダー　サム・Ｓ・テイラー［中田耕治訳］あとがき

著者プロフィル

サム・S・テイラー（テイラー,サム・S）

1928年、東京に生まれる。明治大学文学部卒。作家、翻訳家。女子美術大学教授。はじめ批評家として文壇に登場し、演出、翻訳、小説、評伝と多彩な活動をする。代表作『ルクレツィア・ボルジア』『メディチ家の人びと』『メディチ家の滅亡』（以下評伝）『おお季節よ城よ』（小説）など多数。『マリリン・モンロー論考』『ルネサンスの肖像』『異端作家のアラベスク』（選集中田耕治コレクション／青弓社）が出版されている。翻訳家としては、アイラ・レヴィン『死の接吻』『スライヴァー』、クライヴ・バーカー『ダームネーション・ゲーム』、アナイス・ニン『北回帰線からの手紙』（深田甫と共訳）ほか多数。

中田　耕治（ナカダ コウジ）

関連リンク

青弓社

上記内容は本書刊行時のものです。