書痴迷宮 　

喜多村 拓（著）

四六判 　224ページ　並製
定価　1,600円＋税
ISBN978-4-7872-9175-2　C0093
在庫あり

奥付の初版発行年月　2005年05月
書店発売日　2005年05月20日
登録日　2010年02月18日

紹介

蔵書印で所有欲を満たす男は彼女の体にもベタベタと……、債権者に追われた社長は本の一ページに刷り込まれて安らかな顔で……、本の洪水に流された男は姿が発見されなかった……。本を愛し、本に淫し、本に魂を奪われたビブリオマニアの生態を描く幻想奇譚集。

目次

プロローグ

愛読

積読

乱読

焼読

印読

孤読

中読

害読

猟読

冒読

逃読

健読

神田橋古本横丁

あとがき

著者プロフィル

喜多村　拓（キタムラ タク）

1951年、青森県生まれ。明治大学卒業。1986年に青森市で古書店林語堂を開業。
林語堂のホームページ http://www.mmjp.or.jp/omiya/。著書『古本迷宮』（青弓社）。

関連リンク

青弓社

上記内容は本書刊行時のものです。