深谷 考(著)
A5判 192ページ 並製
定価 1,800円+税
ISBN978-4-7872-9180-6 C0095
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2006年10月 書店発売日 2006年10月12日 登録日 2010年02月18日
戦前から戦中の東京・下町の人々や情景を描いた『寺島町奇譚』。玉の井ラビリンスの私娼街で戦争の影におおわれながらも遊びに生きる少年キヨシの目に、大人たちは、世界はどう映ったのか。「親と子」「家族」という滝田ゆう固有のテーマを解読する。
定本『寺島町奇譚』目次と「ガロ」他雑誌掲載順
I 黄金時代
1 顔
2 土地・風景
3 大楠
4 「蛍の光」
5 黄金時代
II おふくろの死
6 おふくろの死1
7 おふくろの死2
8 「ガロ」
9 ブラックユーモアとしての「死」
III 母と子
10 母と子──殴る・殴られる
11 母と子2──“ゴケさん”
12 母と子3──ある屈託
13 母と子4──「零れ灯の町」
14 文学作品のなかの「母と子」・「父と子」
15 向田邦子と滝田ゆう
IV ベーゴマ
16 旧「寺島町」を歩く
17 げんまいパン
18 ベーゴマ
19 銭湯
20 物干し台とエジソンバンド
21 下駄とネコ
22 オノマトペ
V 夕焼け
23 時代1
24 時代2
25 時代3
26 映画
27 流行歌
28 赤いノスタルジー
一九九〇年の四人の死──あとがきにかえて
参考図書
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